DEXTER GORDON THE MASTER SWINGER’S

【アルバム説明】
デクスター・ゴードンとワーデル・グレイのバトル・セッション7曲、とワーデル・グレイ5曲からなっている。52年のバトル・セッション7曲はビバップを象徴するような荒々しいハードなゴードンとスムースなグレイのテナーが対照的なセッション。一方ワーデル・グレイの5曲は、グレイ～マーマローサのカルテットの４曲が素晴らしく、当時のモダン・テナーの第一人者と言っても過言ではないだろう。もう1曲はジャスト・ジャズ・コンサートにおける、グレイ～ガーナーのカルテットの名演として名高い"BLUE LOU"のリハーサルが収録されている。興味深々なアルバムである。